1. 私の仕事
教室でのレッスンのクオリティアップに関わる課題解決や仕組みをつくることです。
具体的には、教室の先生方への研修や、レッスンのレベルアップのためのアドバイスを組織的に実施していくための、企画運営全般を担当しています。英語教育や子どもの発達に関する専門性を軸に、研修や先生方とのやりとりを通じて、いかに具体的なレッスンの向上につなげるか、先生方の助けになれるかということを日々考えています。
2. 私の毎日 ―代表的な一日の過ごし方―
午前は主に、先生向けの研修や会議に参加します。最新の英語教育情報や子どもの発達に関する研究についてお伝えしたり、先生同士でグループディスカッションをしたり…先生が知りたいこと・困っていることをキャッチするための重要な機会となっています。
午後は企画業務やメンバーとの進捗確認、関連部門との相談が多くあります。また週に2日ほどは直接訪問もしくはオンラインでの教室レッスン見学を行っています。生徒さんの生の反応を知り、レッスンをより良いものにしていくために欠かせない時間です。「こういう風に先生が声をかけるといいのだな」「この教材はこんな風に使うともっと効果的かもしれない」などと、具体的なアイディアが浮かんできます。
3. 私の“BE YOURSELF” ―この仕事を志した原点―
人の成長に関わる仕事が好きで、前職では子どもの発達や英語教育の調査研究を行っていました。理論や研究も好きなのですが、もっと子どもの成長に近いところで役立ちたいと思い、教室事業を行っているベネッセビースタジオに入社しました。先生と生徒たちの関わり合いの中で、それぞれの教室・それぞれのレッスンで生まれる成長をリアルに感じられるところが、教室事業ならではの面白さであると実感しています。
4. 私のやりがい・楽しさ
教室の先生向けの研修については、先生方の課題がどこにあるか、どうすればそれを解決する支援ができるか、いつも企画で悩みます。先生方の悩みやお困りはそれぞれ具体的なもので様々なのですが、共通していることがないか、課題の原因はどこにあるのか…メンバーとともに議論を重ねて、解決策を練っていきます。
悩んだ分、研修後に「今回学んだことを実践したら、子どもたちがより楽しくレッスンに参加できるようになった!」という先生のお声をいただいたときは、とてもうれしく感じます。間接的ではありますが私も子どもの成長に少しお役に立てたのかなと思い、この仕事をやっていてよかったと感じる瞬間です。
5. 私の成長エピソード
新型コロナの流行が始まった2020年度春、通常の対面レッスンが難しくなり、それまでまったく経験のなかったオンラインでのレッスンを急速に立ち上げることに。初めて経験する課題に、心の奥では正直「無理だ」という気持ちもありましたが、会員のお子さんたちのためにも「やれるはず」と言い聞かせて、全国の教室の先生方はじめ全社で準備を進めて、1か月余りで無事にレッスンがスタートできました。
オンラインならではの難しさもありますが、先生方のアイディアもいただきながら、画面越しでも楽しめる・効果的に学べるノウハウが蓄積されてきました。
コロナ禍は予想以上に長引き、今も一部教室ではオンラインレッスンを実施しています。どんな状況にあってもレッスンを提供し続けることができているのは、あのとき試行錯誤しながら立ち上げることができたから。
先生や仲間と協力しながら、未経験の課題を克服していったことは、子どもたちにレッスンを届けられることのうれしさとともに、この組織で働く醍醐味を強く感じる経験でした。
6. 私の“WANT TO BE” ―これから成し遂げたいこと―
子どもたちが「英語が好き」「英語が得意」と思えるレッスンを提供するビースタジオであり続けるためには、教室の先生自身が成長を感じられる会社でありたいと考えています。
どんなに良いレッスンプランがあっても、先生がいなければ楽しく効果的なレッスンは成立しません。先生自身が楽しく、自信を持ってレッスンを実施できるように―
「レッスン品質N0.1」とともに「先生成長支援No.1」と言っていただける仕組みを仲間と一緒に作っていきたいと思います。